(選別・破砕)
①廃プラスチック類 ②金属くず ③ガラス・コンクリートくず及び陶磁器くず(①、②及び③については、廃太陽光パネルに限る。)
FEATURE
重田商事ならびに重田商事グループでは、2024年現在で22か所の太陽光発電施設を運営しております。年間で約18メガワットの発電を行っていますが、こちらは全体で数万枚の太陽光パネルを使用しています。将来パネルの劣化や取替などで、多くのパネルが廃棄されることが予想されます。
また、災害時の洪水や土砂崩れ等によって太陽光パネルが大量に破損・廃棄され、大量のパネルが処理されずに残ってしまい、社会問題となるケースもあります。
なぜならば、太陽光パネルは処理困難物であり、一般の処理施設では簡単に処分できないためです。
そういった背景から、重田商事では、将来の太陽光パネルの大量廃棄に備え、自然災害や経年劣化で廃棄されたパネルを回収し、ガラスやアルミなどを再資源化する工場を自社で立ち上げ、パネルリサイクルを行います。
2025年2月に稼働を開始した北軽井沢ソーラーパネルリサイクルセンターは、愛称を「きたばね〜る」と定め、このたびロゴも決定いたしました。
この愛称とロゴには、センターの役割や理念をわかりやすく親しみやすく伝える想いが込められています。
ロゴ全体は、ソーラーパネルの構造をイメージさせるシャープなデザインを基調とし、中央の“~(波線)”には電気の流れを象徴する意味を込めています。再生可能エネルギーの未来へと続く希望のラインとして、軽やかさと動きのある印象を持たせました。
「きたぱね~る」という名称には、地域名である“北軽井沢”の「きた」、そしてソーラーパネルを意味する「パネル」を組み合わせ、親しみやすさを重視したネーミングとなっています。
また、英語表記では「KITA PANEEL」とし、「Paneel」はドイツ語で“パネル”を意味します。これは、再資源化の分野においてグローバルスタンダードを志向する当施設の国際性を表現しています。
地域性「きた」と国際性「Paneel」の融合。それが、「きたぱね~る」に込められた想いです。私たちは、北軽井沢から世界基準の再資源化を目指し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
所在地:群馬県吾妻郡長野原町大字北軽井沢字大屋原1353番1723及び1353番1724
電話番号:0279-97-3264(本社)
(選別・破砕)
①廃プラスチック類 ②金属くず ③ガラス・コンクリートくず及び陶磁器くず(①、②及び③については、廃太陽光パネルに限る。)
最大480枚/日 10.6t/日
保管面積 70㎡ 保管容量 140㎥
再可能エネルギーとして注目され、数多く導入された太陽光パネル。今後耐用年数が過ぎて役目を終えたパネルが、群馬県のみならず全国的に増えることが見込まれます。それらのパネルを環境に配慮しリサイクルするために、弊社施設へ各地から搬入されます。
まず初めに端子BOXを取り除きます。
ガラスわけーるⅢに廃棄パネルをセットするとアルミ・ガラスなどのパーツごとに自動で破砕されます。分別されたガラスはガラス精製システムで異物を除去することで、キレイなガラス製品として利用可能になります。ガラス以外にも分別されたアルミや銀など、太陽光パネルの素材を余すことなく、100%リサイクルし、新たな資源として有効活用されていきます。
⇒ガラス精製システム ベルトコンベアーでガラス精製システムへ移動。ガラスから金属など異物を自動で分離します。
ガラスを剥離したセル付きバックシート・・・銀の回収
端子BOX
アルミ枠
マテリアル
サイクル
セル・
バックシート
銀・熱回収
ガラス
土木資材
グラスファイバー原料
上記以外にも、土木工事や反射材など、様々な環境で活用されています。